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【冒頭】
豊かな田園風景。
たくましい農民たちの姿。
颯爽と髪をなびかせ馬を駆る軍服姿のザビーネ・マリア。
行き先は士官学校の予備校である【私学校】
※農民たちとの気さくな会話から隠居先での暮らしが穏やかなものであることを描く。
私学校生はザビーネ・マリアを預かるローゼンベルク公の手勢たりうる。本来はザビーネ・マリアへの壁である。
しかし、軍人志望の若者や在郷軍人とすっかり意気投合してしまっている。
ザビーネ・マリアは皇帝の位を逐われ、田舎暮らしをしている。
農村は凶作続きであったが、今年は豊作。
凶作続きでも続けられた周辺諸国との戦争はまだ続く見込み、と示される。
ザビーネ・マリアの人柄、私学校生との仲の良さをしっかり描く。
偉そうな口調だが、けっこう人付き合いがいい子である。
※源頼朝、西郷隆盛をモデルに肉付けしていく。
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