世界観

2/9
前へ
/52ページ
次へ
【舞台】 十九世紀ヨーロッパふうの文化をもつ大陸。 その大陸の北部を支配する軍事大国ヴェルディア帝国が舞台。 ヴェルディア帝国は皇帝を戴く専制君主制国家。 議会制度は未だなく、重臣からなる【議政官】が皇帝の諮問に与り政治を行っている。 日本の太政官制、帝政ロシアを参考とする。 議院内閣制も成立していない。 【情勢】 ヴェルディア帝国とルベイラ王国の二大国が大陸の覇権を争っている。 ヴェルディア帝国はルベイラ王国およびその同盟国と戦争を盛んに戦争を行っているが、近年の凶作による農村の疲弊が帝国政治の基盤を揺るがしている。 兵士と兵糧の供給源たる農村の危機にさいしてもなお積極外交に傾く帝国首脳層と地方貴族・農民の対立が深まりつつある。 ※あくまでも貴族vs農民の構図ではない。 官僚貴族+資本家vs地主貴族+農民 に近い構造。 宮廷内でも、やり手の官僚貴族に圧迫される名門貴族は農民に同情的である。 【中央政治】 皇帝を国家元首として 帝国宰相、各省の長官、宮廷神官長(神祇官長)、枢密顧問官などから成る【議政官】が皇帝の諮問に与り国政の最高機関の役目を担う。 三権分立未だなされず。 国会はなく、帝国臣民の国政参画は不可能。 【地方政治】 国政への参与が不可能である一方、地方においては市町村、郡レベルでの選挙制度は確立している。 県議会議員選挙、市町村長選挙、市町村議会選挙、郡議会議員選挙が行われている。 県知事にあたる県令は中央から派遣される高級官僚のため選挙は行われない。 【行政区分】 県 郡、市(自由都市ふくむ) 町村 からなる。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加