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【帝国の官制】
帝国の官吏は十二等の位階とそれに対応する官職を対応させた【十二等官制】のヒエラルキーにより地位を規定されている。
十二等官の概要は以下の通り。
第一等官:帝国宰相、各省の卿(大臣。大蔵卿など)
宮廷神官長(神祇官長)
第二等官:帝国軍大将。各省の大輔(たいふ。次官級。式部大輔など)
第三等官:各省の大輔(たいふ。うち次官補級のものなど)
帝国軍中、少将。
第四等官:各省の少輔(局長、外局の長官級。宮内少輔など)
帝国軍大佐。
第五等官:各省の大丞(だいじょう。部長級。大蔵大丞など)
帝国軍中、少佐。
第六等官:各省の少丞(課長級)
帝国軍大尉。
第七等官:各省の大属(だいさかん。係長級)
帝国軍中、少尉。
第八等官:帝国軍准尉(特設の官)、曹長。各省の権大属。
第九等官:帝国軍軍曹。
第十等官:各省の少属(しょうさかん。係員級)
帝国軍伍長。
第十一等官:各省の権少属(ごんのしょうさかん)
第十二等官:各省の史掌(雑吏)
※キャリア文官は第八等官・権大属に任官され、一年で第七等官・大属に昇進する。
一方、ノンキャリア文官は第十等官・少属に任官されても第七等官・大属に昇進するまでかなり時間がかかるため官位のみ第九等官に昇進する場合や、役職を持たない第八等・権大属で昇進が頭打ちとなる場合も多い。
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