世界観

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【ヴェルディア帝国の貴族】 爵位は土地に附随する称号であり、家柄に与えられるものではない。 貴族は元来、所有する貴族領の裁判権、行政権、徴税請負を権利としていた。 物語の舞台となる時代には、裁判権・行政権・徴税請負権は国家に掌握されているが、所領からの税収の一部は獲得できている。 その税収をもとに、所領への福祉・殖産工業への投資が行われている。 地方の福祉行政は主に貴族に委ねられている。 ※夜警国家。 地方貴族と有力農民ら地域名望家の利害は一致している。 反バッハオーフェン派に近しい意見の持ち主たちである。 【爵位の一覧】   ※大公(皇族へ与えられる称号。土地に附随する爵位はない) 公爵、侯爵、辺境伯(元来の定義を離れ、伯爵の上級の爵位としての意味あいしかない)、伯爵、子爵、男爵 帝国騎士(元来は皇帝の直臣、旗本的な身分。 世襲できる最下級の称号。厳密に言えば貴族身分ではない) 騎士(一代限りの称号)
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