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「ヤダッ……やめっ……!」
抵抗しようものなら
「ヒィアッ……!キィィッ……!」
長い首を伸ばし
貪るように耳元を突いて来るから。
恐ろしくて身動きすらできない。
「いやぁっ……!助けて……!」
僕の悲鳴を聞くと全身で喜びを表すように
孔雀は羽を全開に開いて身体を反らせた。
「ウキィィィッ……!」
そして甲高い声を響かせ
ついには小刻みに腰を振り始めた。
「やだ……」
このままじゃ孔雀を相手に
二度目の屈辱を味わわされる――。
そう思った時だった。
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