0人が本棚に入れています
本棚に追加
昔から那智湾と勝浦湾で交互に行っていた。まず那智湾での花火の事を書くと、当時は那智漁協の奥の堤防も使い海上には丸濱組の台船が2台と、3カ所より花火が打ちあがりそれを出来たたばかりの那智海水浴場の階段溝に座り見学していた。海が舞台なので台船からは大玉の10号玉を打ち上げたり、海中自爆も名物となっていた。露天は今の臨海道路側の海水浴場駐車場にが並んでいた。勝浦湾では、渡の島の堤防、海上に台船2台浮かべて打ち上げていたが、陸から台船までと台船からホテルまでの距離の規制により10号玉等の大玉や海中自爆等は無くそのかわり2台のクレーンで鉄線をつり上げたナイアガラの滝が名物だった。僕が初めに携わった平成6年頃も警備体制の規制は厳しく那智湾の時は勝浦御苑の裏側の堤防から木戸浦グランドの端まで10mごとに落下したときの為のロープを付けたブイの設置、足下を照らす電球の設置、臨海道路の陸橋の海側に落下しないように角材と虎ロープで柵の設置等し花火大会開始前より消防団の皆さんを初めとした担当者の見廻りを行っていた。運営本部と台船とのやりとりは、トランシーバーを使っていた。また、勝浦湾では、落下防止対策に、より厳しく役場側、木下水産物裏の岸壁から脇の谷の渡の島あたりまで丸濱組に頼みセメントで造ったブロックに角材を取り付けそれを約10メートルおきに岸壁に沿って並べていき端から端まで何キロもの虎ロープで4往復ぐらいして落下防止の柵を取り付けた。見学客はその内側で花火を見学するわけである。また、その柵に沿って10mおきにブイを置く
。第15話終わり 第16話に続く
最初のコメントを投稿しよう!