第29話『僕らの遊び基地づくり』

1/2
前へ
/39ページ
次へ

第29話『僕らの遊び基地づくり』

パソコンの調子が悪くしばらく更新できませんでしたが、終わった訳ではありませんぞ。まだまだ書きますよ。でわでわ29話小学生4年生頃の話であります。 「なあ、タコちゃんとなかしゃ。新しい基地作りに行かへんか。前の基地大分古なってき て遊べんようになってきたやん。なあ、明日休みやから行かへん。」と僕。 基地って何やねん。って思われている方。もうちょっとお待ちを。この話読んでいくと分かるんで。「ええねぇ。行こ。行こ。めちゃくちゃかっこええ基地つくろや。なあ、なかしゃ」「そうやねぇ。材料もすぐ集まるやろ。俺集めとくわ。」なかしゃもうれし そうにそう言った。「頼むで、なかしゃ。よつしや。そしたら明日朝9時になかしゃと こ集まろら。」「うん、わかった。じぁね。」学校帰りに僕ら仲の町3バカトリオは、固 い男の約束を結んだのである。基地を作るには古くなったまぐろ船で使っていたしび縄、板切れ、かなづち、くぎ、ひも、そして枯れ葉や笹そして太書きの何色かの油性マジッ ク、基地が出来上がったとき食べるお菓子とジュース。まあこんだけあればいいてしょ う。しび縄は、桟橋に行けばそこら中に捨ててあったものをお裾分けしていただいて(捨ててあるの拾ってくるのだが)、板きれは、市場へ行くと古くなってこれまた、使わなくなったトロ箱をくずして板きれにし使う。これを何枚か用意する。金槌とかは家から借りてくる。つまり材料はただである。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加