第64話『きんたの大冒険』

2/3
前へ
/39ページ
次へ
僕ら科学部へ入った物は特別科学が好きだった訳ではない。なんとなくである。でも入ってからが面白かった。あっそうそう顧問の金田先生は、本人の前では言わないが、皆「きんた」と 呼んでいた。教科は理科てあつた。 科学部では、天気予報をラジオで聞きながら天気図書いたり(やったことがある方は分かると思うが、書き方がわかってくると実に面白い)、アリの巣の観察したり、気象観測したり人体の事を勉強したり結構面白かつたので1年の2学期まで休まず参加した。しかし、3学期になりサッカー部に入りたくなったのであっさり退部してしまった。でも、きんた先生は、サッカ部の副顧問でもあった。そして2年になり、クラス替えもあり担任もかわった。2年生はサッカー部でサカジもいっしょだったが2人とも下手だったので補欠だった。 そして3年生になりまたクラス替えになり3年5組となった。イサオ君といつしょになった。 僕は2年の終わりにサッカー部をやめ帰宅部になった。担任は、又きんた先生だった。3年生になると進学を考えるようになる。僕はあまり成績が良くなく新宮高校に、ぎりぎり合格する程度だった。そしてそのことで僕はノイローゼになってしまった。歩いていても夢を見ているようで足が地面から浮いているように感じる。そんな感じでも毎日学校へは行った。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加