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第90話『僕らは、かわいい絵描きさん』
はい、お元気ですか~。幸せですか~。お手紙ください。気にしています~。昔こんな歌ありましたね。僕は本業の観光協会の総会が、せまり鋭意準備中でございます。5月の末頃って、どこもかしこも総会とか忙しいのです。会員様ありきの観光協会なのであります。頑張って乗り切ります。季節も、ちょうどウォークの時期であり、勝浦の方も外人の観光客の方々が大勢来られて観光協会にも「ハロー、キャンユースピークイングリッシュ」とタケちゃん見つけて、ぬかしやがる(あかん、汚い言葉なってるわ。失礼)おっしゃるのですが、冷や汗たらたら涙目になりながら、ボディランゲージと記憶の片隅にある英単語をよいしょよいしょと頭の中から引っ張り出し対応している日々でございます。若者よ英語だけは真面目に勉強しとけよ。ほんま英語しゃべれなんだら仕事できへん日がくるぞ。と今回も前置きの楽しい時間が過ぎましたが、今回は小学生の時の我が仲の町での話であります。あなたの好きなナカシャやタコちゃんも登場するで~。でわでわ、第90話いってみよう。
はい、新宮市にも仲の町はあるけど、那智勝浦町にも仲の町があるんです。旧勝浦地区のど真ん中観光桟橋あたりでございます。字のごとく勝浦の、ど真ん中であります。そのまたど真ん中のあたりにタケちゃんの生まれた実家がございます。前にも書いたけどこの仲の町通り田中フードセンター(フードセンターやで、50年前に横文字の名前付けとってんですごいやろ)から始まり床屋、パーマ屋、肉屋、八百屋、かしわ店、歯医者、タバコや、薬屋、質屋、靴屋、銭湯、酒屋、魚屋、食堂、旅館等そんじょそこらのスーパーのテナント全部を並べたぐらいの店の種類がわずか5、600メートルの通りに並んでいたのである。すごいでしょ。今も営業しやるとこもあります。そんな中で、仲の町3バカトリオのタケちゃん、ナカシャ、タコちゃんは生まれ育ったのであります。
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