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 びくびくと腰を震わせながら、アリエッタは手を伸ばし、エミリオの黄金色の髪に細指を絡ませる。  けれど、アリエッタのか弱い抵抗は功を為さず、エミリオは溢れ出す蜜を飲み干して、今度は舌先で軽く内側をなぞりはじめた。  アリエッタははじめてだから、出来る限りほぐしてやらなければ。  けれど、エミリオにとってもこの行為ははじめてで、彼は目の前の誘惑に抗えるほど冷静でもなかった。  まだそのときではないのだと、頭では考えているのに、エミリオのからだは着々と次の準備をはじめていた。  蜜に濡れた口元を袖で拭い、勢いよく寝間着を脱ぎ捨てる。裸体を晒したエミリオに気がついたアリエッタは、瞳を大きく見開いて顔を真っ赤に染めあげた。 「あ……あの……」  潤んだ瞳と震える唇が、堪らなくエミリオの情欲を煽る。   「ごめん、アリエッタ」  呻くように呟いて、エミリオは桃色のひくつく割れ目にゆっくりと腰を沈めた。  アリエッタが両手両脚を突っ張らせ、その指先が白いシーツに皺を刻む。 「んんっ……!」 「きっつ……」
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