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「あ、あの、訳の分からないお願いも・・・?」
「そうだよ。可愛いひよさんを一杯見たくて、お願いしたんだ」
「ぼ、僕は小原には貰ってばかりだから、お返しがしたかったのに」
「俺的には、すっごいご褒美なんだよ?」
唸りを上げ、睨み付ける日和を宥めるように口付けを散らす。指先で胸の尖りを摘めば、日和は「ひっ」と声を上げた。
「こ、こここ小原?」
戸惑う日和を無視して、首筋を甘噛みした。
「ひぁっ・・・ま、待って、な、なんでいきなり」
「いきなりじゃないけどね。さっきのひよさん思い出したら、したくなった」
「したっ、したくなったって・・・ひやぁっ」
「だって、こんな格好で煽るひよさんも悪いよね?」
全裸の日和を揶揄し、ニヤリと笑った。
「なっ、こ、小原がしろって言ったんじゃないか」
「そうだっけ?・・・ほら、ひよさんのここも、したがってる」
風太はさらりと受け流し、さっきの騒動で少しだけ萎えてしまっている日和のペニスを掴んだ。
「あっ、やっ、止め・・・」
先端を丸みにそって擦り、ゆっくりと上下に捌くと、日和の体がぶるりと震えた。
与えられる快感を堪えるように身悶えるさまは煽情的で唆られる。白い裸体をほのかに赤く染め上げ、風太を誘うように揺れ動く。
風太は胸元にある尖りに吸い付いた。
「あああっ」
舌先を尖らせグニグニと押し潰し、ちゅくちゅくと音を鳴らしながらむしゃぶりついた。
日和はいやだと首を振りながら、シーツを蹴るよう足を突っぱねた。
トロトロととめどなく溢れる雫を、全体に塗り込めるように上下に擦る。あっ、あっと、声を上げる日和の唇に噛み付くように口付け、先端を抉った。
日和が体を仰け反らせ、目を見開いたのが分かる。甘い声を唇で吸い上げ、体をガクガクと震わせながら手の中に吐精する日和をキツく抱きしめた。
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