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第二章 内閣改造
「もしもし、昼になったが宮坂明美の動きはどうだ？」
「変わりません。キッチンに立っているのでしょう、姿は見えなくなりました。そちらはどうです？」
「正面玄関から出た様子はない」
「じゃあ、今日も動きがあるのは夕方からでしょうか。昨日はかなり多めに食材を買い込んでいるようでしたし」
「おそらくな。今日は水曜日だ。紺野は二十二時頃来ると見た」
「・・・・・・メモしました」
「あ？ 待て、宮坂が外へ出てきたぞ。外食か。俺たちも行くぞ」
「はい！」
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