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「あ、でも、陽君に彼女が出来たら、4人で遊びに行ったりしたいなー。楽しそう」
「あ、それいーね」
二人が楽しそうに話し始めて、それを聞きたくなくて、コップに蛇口から水を勢いよく出した。
コップに注がれた水はすぐに溢れて、持つ手を濡らした。
「とゆー訳で、早くつくれよな。で、即報告な」
「はいはい、考えとくわ」
まだ何か言いそうな広斗に、背を向けたままひらひらと手を振ってリビングを出る。
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