第1章 未知との出会い

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9弾目 side川幡 海上自衛隊舞鶴基地に着いた。すると門の付近に居る隊員に呼び止められた。 『すいませんがここから先は民間人は立ち入り禁止です。』 すると課長が『私達はこういうものです。』と言いながら警察手帳を見せた。そして 『大淀にアポを取っているはずなんですが...』と言うと 『すいませんが上に確認を取らせてもらいます。こちらでお待ちください。』と言って門の脇にある一室に通された。 暫くして先程の隊員が『待たせてしまってすいません。上からの許可が降りたのでこれを首にかけてから私に着いて来てください。』と言って許可証を渡して来た。 『すいませんお手数をおかけします。』 隊員に連れられて会議室までやって来た。 [大淀はこちらでお待ちです。』と言って1つの会議室の前で立ち止まった。 『案内有難うございます。』 「いえいえ当然の事をしたまでですよ。では、私はこれで。』 [ガチャッ] 課長がドアを開けるとそこにはヒョロっとした身長170センチ程の男が座っていた。 『やあ。久し振りだね。浩二。』 『久し振りだな快斗。ところでお前の所の特殊部隊が動いているらしいのだが何か知らないか?』 『いや...知らないな。』 『週刊誌に謎のヘリが飛来したと出ていたのだがこれについては?』 『...』 『何か心当たりがあるようだな。』 『...仕方ない。...正直に話すよ。』
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