第1章 未知との出会い

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第12弾目 13課のメンバーが帰ってから数時間後、多聞の命令により招集された第一分隊と第十三分隊は京都市の中心部へ向けて移動を開始した。 side吹雪 「私は第一分隊の隊長である吹雪と申します。今私達は多聞丸(たもんまる)(多聞さん)の命令で京都市の中心部へ向かっています。ですがその途中で多聞丸からの命令の1つである京都堀川組事務所襲撃事件に使われていたと思われる黒いバンを見つけました。このバンであるという確証は無いのですが何やら怪しげな行動を取っているので不審に思い尾行中です。」 『吹雪隊長。バンが止まりました。どうされます?』 『うーん。とりあえず指示どうりに13課に報告しよう。君、頼むよ。』 『分かりました。...隊長。そろそろ自分の名前を覚えて下さいよ...。自分の名前は初雪(はつゆき)拓哉(たくや)ですよ。』 『ごめんごめん。拓哉くん。次からは気をつけるよ。』 side川幡 舞鶴基地から帰って来てしばらくした頃に初雪と言う人物から連絡が入った。どうやら怪しい車を見つけたので尾行している。応援頼む。との事だった。 『よし。お前達、現場に急行だ!何としてでも犯人を抑えるんだ!』 『『『はい!』』』 『されと今回は人手がいる。なので君達にも出てもらいたいのだが...出れるか?』 『はい。直ぐに準備させます。』 その後13課の地下駐車場から三台の車が一台の車の後を追うようにして発進した。
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