第1章 未知との出会い

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第14弾目 side川幡 現場に到着した僕達はMP5を手に取り車から降り、吹雪達に合流した。 「13課到着しました。状況は?」 「現在建物内に侵入した覆面16名は散開し、1から3階の各フロアへと散らばった模様。うちの人員とそちらの人員で幾つかの小隊を編成し、各フロアを制圧、余裕があれば敵戦力の無力化を目標とする。」 「了解。うちは敵の捕獲、捕虜の奪還を目指す。」 「なら決まりだな。俺達は正面突破を試みる。その隙に建物の両サイドにある階段と螺旋階段の内、階段より二階へ侵入、制圧はそちらに任せる。螺旋階段の方はうちの部隊を回す。」 「ここで話してても時間の無駄だし、突撃するぞ!」 「おう!」 side吹雪 「君。正面突破をする為にこのシャッターをぶち破りたい。」 「だから、初雪ですって...」 「さっさとバール持ってこい。」 「(聞いてないし...)分かりました。」 「それじゃあ行きますよ。」 「ああ。さっさとやってくれ。」 ガゴンッ!と鈍い音が鳴ってシャッターの閂が破壊された。 「チームα突撃ー!」と吹雪の声が高らかに響いた。 sideチームβ 「吹雪隊長の声相変わらずでかいな...」 「そだねー」 「俺達もそろそろ行くぞ。」 「了解!」 side川幡 チームαもチームβも突撃を開始したようだ。 「もう一度確認しておこう。今回のミッションは敵の捕獲と捕虜の奪還だ。かなり大変で難しいミッションだが頑張ってクリアしよう。」 「了解」 「じゃあ...行くぞ!」 「おう!」 作者コメント 楽しみにしていて下さった方がもしいらしたなら長い事出せなくて申し訳ありませんでした。謝罪します。今後も不規則な投稿が続くかも知れませんが、付き会っていただけると幸いです。 さて今回の話は前回の急展開からの続きで、覆面集団16名が襲撃をかけた建物を包囲しているシーンです。次回、突入します! ※もし、今回の建物の構図を知りたいというコメントが有りましたら下手くそなりに頑張って描き起こします。
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