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side奏 廊下を歩いていると、向こうから資料を持った真広が近づいてきた。 あの後、彼は自分が気に入った入学式の時の少年を調べていてすでに名前は知っていた。 (あれは……俺の愛しの真広君じゃん♪よーしわざとぶつかってチャチャッと生徒手帳もらって合うきっかけ作ろっと♪) ドンッ!ドサッ! 「ごめんなさい。」 「大丈夫だよ。」
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