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病院で奏の遺体を見た時、僕は涙が止まらなかった。
そんな時
「お父さん。悲しい時こそ笑顔がいいって保育園の先生が言ってたよ。だから、笑って」
奏真が僕を励ましてくれた。実の親子ではないけど、奏真の言葉に僕は救われた。
あれから、1ヶ月後に奏の葬式とお通夜と納骨を済ました。
同性婚が2年前に成立され僕たちは結婚した。
幸せも束の間、3人から2人になってしまった。
だけど、僕のことを奏真や界都、僕達の両親に加えて千広までもが今日まで支えてくれた。
奏、元気でやってますか?
奏、僕は元気でやってるよ。
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