発信

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何か、くすぐったい。 身をよじった俺に気付き。 少し、離れ。 心配そうに、俺をみつめている。 俺は、同じ気持ちであることを、伝えるため。 震える気持ちを、抑え。 ゆっくりと手を伸ばす。 そして。 和樹の、シャツのボタンを。 外していった。 慣れない、からか。 それとも。 これからのことを、無意識に恐れているのか。 自然と、ゆっくりとなり・・・。 じっと待っていた、和樹は。 ボタンの、はずし終わったシャツを、脱ぎ捨て。 俺の手をとり、ベットに、倒れこんだ。
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