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ゾクゾクして身体から力が抜ける。リアムの身体に折り重なって、ぎゅうっと抱きついた。
「ほんと、ずるいよぉ。そんないい声でそんな事言われちゃ、好きにならない訳ないじゃない」
「ジェフリーは本機の声が好きなのですね」
「んー……声も、かなぁ。他も全部大好きだよ」
「それは、友達や家族の好きとは違いますか?」
「もしかして………リアム、根に持ってる?」
「本機にそういった機能はありません」
「ホントかなぁ」
後ろに手を回し、リアムの手を握る。指を抜くよう促して、代わりにリアムの硬い一物に尻を押し付けた。
「じゃあ、ちゃんと恋人の好きだって事。納得させてあげなきゃね……」
自らリアムの性器を油で濡れた後孔に招き入れる。慣れないそこは、ぐっと口を噤んでリアムを拒もうとするが、深く息を吐きながらなんとか力を抜いて先端を飲み込んだ。
「ん、あっ!」
後は、少し無理矢理体重をかけて腰を落とし、奥まで飲み込んでしまう。
痛みと圧迫感に思わず呻くと、リアムの指の欠けた手が優しく背中を撫でてくれた。
「ジェフリー、全て入りました」
「ん、うっ、じっとしてて……僕が、あ、ああ」
ゆっくり腰を上げては、落としてを繰り返す。内臓を突き上げられる苦しさに涙が滲んだ。
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