第一章 一話 陰キャ、エージェントに発情する。

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第一章 一話 陰キャ、エージェントに発情する。

時は経ち日本の学校でいう一学期中間が終わった頃、武と武の母・清美は都内の某留学コンサルタント事務所にいた。  「えー、山田武君ね。私は小泉京子、よろしくね。」  「よ、よろしぶえっ!お願いしますっっ!」  「よろしくお願いします」  陰キャはともかく、陰キャの母親は礼儀正しく座ったまま小さく一礼した。出来損ないの馬鹿陰キャも釣られて一礼する。  「はい、では早速ですが今からでも通える学校のリストです。私のオススメの学校がこれでーーー」  「そうなんですか!はあ…そうなんですねーーー」  一応、武も話しは聞いているが二つ気になってしまう事があって話しに集中出来てない。主な理由は二つ。 一つはこのBBAからは金儲けの事しか考えてないと自分の脳に陰キャの本能が訴えている事、二つ目はさっきから向こうのデスクでデスクワークをしている女性がエロすぎるという事である。武が気にしているのは二つ目であった。武も高校生の端くれ、一応は思春期の歳である。しかし彼の思想は普通ではなかった。  『あのメスエロいなあ~首輪つけて裸で散歩させたい。街のど真ん中でぶち○してえ~やっべえ~』     
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