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案の定、翌日、蝗が佃煮風に料理され昼の食卓に出てきました。
“蝗”の姿そのままです。
ギョッとしながら恐る恐る口に入れた途端、その美味しさに驚かされました。
その後、二回程食べましたが、それは当時の食生活にとっては貴重な蛋白源?だったのでしょう。
松坂村は、養蚕が盛んだったのでしょうか?
こげ茶色をした蚕の蛹を村の人が沢山持ってきてくれました。
それも美味しく頂きました。
丁度、海老の様な味がして、とても美味しかったのです。
毎日の食事を作って下さってた寮母さんや、村の手伝いの方々がいろいろ工夫しておかずを作って居られたのでしょう。
御飯の量はすごく少なかったのですが、きちんと香の物も添えてあり、吸物と、野菜炒め等が食卓に並んでいました。
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