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「すぐよくなるさ」 ギュッと俺を抱きしめて、優しく囁いてきた。 「いつもよりキツくて気持ちがいいんだ」 そのまま、喉の奥で笑う。 「っ、ばかっ、あ」 本当バカじゃねぇの。引っ叩きたいけど、捕まってないと落ちそうだから手も離せない。 体の汗ばみを直に感じて、内側からの彼の熱にも翻弄される。そのままのぼせて溶けそうだ。 「ね、あたま、ぼぉっと、する」 舌ったらずになっちゃうのもご愛嬌ということで。 これでも別荘にいたときより、少しは甘え上手になったつもりだよ。ちゃんと愛情表現しないと、彼に悪いから。 「ハニー、愛してるよ。俺に夢中になるお前は、世界で一番綺麗だぜ」 目を細めて微笑む。その顔がすごく好きなんだよなぁ。 「俺も、お前の笑顔、超すき」 おんなじくらいとろとろに笑って、唇を重ねる。 もうどうしようもないよね俺ら。 本当にもう、お互い無しじゃ生きていけないよ。 「っ」 途端、俺の中にいた彼のムスコが疼いた。 いつもに増して太く、俺の穴が限界まで広がる。 「ちょ、お!」 マジで裂けそう。もう広がらないってくらい、穴を広げられた。
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