第2話 町案内

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「――合格。」 「え……!?」 まるポンは手を引いた。 「実に面白いコだねキミは。もっと恥じらいを見せて?」 クイッ 再びアゴに手を添える。 ルルポンの心臓、いや心拍数はバクバクだ。 救世主様なら身を捧げても―― 「キムスメポンなら大歓迎だよ。そういうコ、嫌いじゃない」 「まるポンさん……!」 クラクラするルルポンはもはや町案内どころではなくなってしまう。 魅惑の救世主様に首ったけ。
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