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「よ。救世主サン。」
まるポンの肩(ある)に手を置くロックポン。気合い入れの為に頭にバンダナを巻いている。BORO BOROになるまでラジオ体操を駆け抜けてやるつもりらしい。
「救世主様もラジオ体操に参加するんだな。あんたぐらいならスタンプ押さなくてもいいんじゃねぇの?」
「朝一番のストレッチは大事さ。
いっちに、さんし」
軽くストレッチを開始するまるポンに女子ポン達は歓喜の声に沸く。
「まぁストイックだこと」
「さすが救世主様ですわ」
「ポンジムに通うのも時間の問題ね」
わなわなと震えるロックポン。
昨日今日やって来て喝采をさらうやり口が気に入らない。
「まるポンって呼んでいいか?それとも救世主様の方がいいか」
まるポンの隣に陣取り、肩を大きく揺らす。
「構わないさ。ただし救世主様はやめてくれないかな。痒くなるよ」
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