浄土の山里

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誰もが自分のことだけ一生懸命に考えていればいいさ。 他人のことを、いちいち思いやってる、心の余裕も暇も、無いのだから。 一人だけ超然と、悟り澄ましたような顔をしていながらも、全く悟り切れていないのは、紛れもなく、この私だった。
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