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限られたスペース。
密閉された空間。
そこでの排泄物の処理は死活問題だった。
『これを投与すると、お腹は減りません。おっきな便も本当にごくたまにしか出ません。』
もちろん、ヒトの生命維持を目的としたローカルバイオームもシェルター内に整っている。
だが、スケールの小さいそれは日々の営みを循環させるにはあまりに遅すぎた。
そこで、考案された生命維持法が、排泄物を極力ださない、このガベージレス法だった。
『でも、やっぱり口寂しくなったりするんです。
そんな時はこれ!』
と言いながら、私は付箋の束状の物カメラに向けた。
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