1話 紫陽花の色がずっと好きでした
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「あそこ、コスモスなんて久しぶりに見たなって思って」 僕が指をさした先のコスモスを彼女は何も言わず眺めていた しんとする秋の冷たい風が嫌だった 昨日まで動いていた電車のエアコンも今日はぴたりとやんでいた。 今日の平均気温は例年より5度も低いとニュースキャスターが言ってたのを思い出した。 「その格好寒くないですか?」 僕は思わず口に出してしまった。 それもそうだ、こんな寒い日に半袖の白いシャツ
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