161人が本棚に入れています
本棚に追加
「とらやのばあちゃんに使用済おむつ、顔面に投げつけられた」
あー、ご愁傷様と皆の衆より同情ひとしきり。
まあ、丸めて捨てるだけになってたやつだからよかったけど、給水して結構重さがある分、痛かった。
「でもそれって嫌いな人にはやらないんだよね。彼女は人見知りだから」
「らんちゃんもやられた?」
「やられたやられた。ちーちゃん早いね、ここ移ってきてまだ三ヶ月で、彼女の訪問はまだ二回目でしょ。どこ行っても好かれるよねえ、ちーちゃんは」
その言葉は、嬉しいけどね。
「とにかく早く行きなよ、きっと今日はどこも混み合うよ」
私のために皆を足止めするわけにはいかない。
「来る気になったらおいでよ、お店決まったらラインするから。シャワーなら更衣室にもあるんだからね」
さっちゃんサンキュー。
「何なら病棟のシャワー室使うとか」
らんちゃんそれはダメだよ、広いけど。
「ハーバー浴も出来るよね」
いや、それマジ、アウトだって。寝たまま入るお風呂は重症患者さんの為のものだって。
「真面目だからなあ、ちーちゃん」
たまちゃんは既にナース服脱いでるし。いいなあBカップかなあ。
「ちーちゃんに見られると、なんか萎える」
「何それ」
「えーっ、私却ってモえる」
「え、さっちゃんのちっパイに火が付くのお?」
最初のコメントを投稿しよう!