3 森の奥にひそむ者たち

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「子供の世話ならまかせて」 第七の無免許医は思いました。 (ただの子供じゃないのに・・・私は尻拭いするのは嫌だからね) *  それからしばらくして、あの小さな小屋に七人の子供たちがやってきました。  ホワイトアウトは子供たちの面倒を見ました。    小屋にはベッドが七つしかなかったので、ホワイトアウトは屋根うら部屋で寝ていました。    別荘の頃とは、まったく違う生活でしたが、いじわるな母から逃げることができたので、ホワイトアウトは毎日を楽しんでいました。    この小屋で暮らす子供たちがどこから来たのか、ホワイトアウトは知りませんでした。  子供たちはとてもお行儀がよく、まるで兵隊のようにホワイトアウトのいうことを良く聞きました。  子供たちは七日ごとに一人ずつ、無免許医の家に呼ばれました。呼ばれた子供は二度と帰ってきませんでした。  ある日のこと、ホワイトアウトは川のほとりの木にぶら下がっている奇妙な果実、ではなく第四の無免許医に聞きました。 「あなたたちの家に行った子供はどうなったの?」 「おまえさんの母親はパラノイアだ。あまり気をぬくなよ」  無免許医は、ホワイトアウトの質問には答えてくれませんでした。
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