一緒に行こう
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「うん、あいつ、ずっと同じこと言い続けてるんだもん。ヤバいよ、アレ」 「え?」 私とA君には聞こえていなかった女の子の声が、どうやらB君には聞こえていたようでした。 「何て言ってた?」 「一緒に行こう、一緒に行こう――って」 次の日、B君は学校に来ませんでした。 私達と別れた後、川で溺れてしまったのです。その川がある場所は、B君の家とは反対の方向でした。
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