第一章 恋

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第一章 恋

白高に入学してからは、部活は帰宅部。 毎朝7時に起き田舎道から電車を乗り継いで学校へ行く。 15:30に授業が終わり16:00の電車を乗り継いで田舎道に帰る。 これが僕の日課だ。ちなみに田舎道は街の名前である。 そんな僕にも一人だけ幼い時からの親友がいる。 小原 奈々美 彼女は小中高と一緒で幼い頃から仲が良く遊んでいた。 だが、彼女は高校になると吹奏楽に入部し遊ぶ機会が少なくなり 僕はちょっとだけ寂しかった。 次の日僕は珍しく寝坊した。 いつもは7:00に起きるのを20分遅れてしまい7:20分だった。 急いでシャワーを浴び、駅に向かうと7:30。そこには幼馴染の親友小原奈々美がいた。 同時に電車の来る音がした。 久しぶりに会うので何か照れくさかった自分がいた。 照れながらも声をかける。 僕 「おはよう。何か久しぶりだね??」 奈々美「久しぶりだね~。珍しいねこの時間に来るの??」 僕「ああ、そうだね。」 何か会話が続かない、そんな気まずい雰囲気が続き白樺に着き 学校へ向かう。白樺駅から徒歩2分の距離である。 僕「なんだこのモヤモヤ感はもしかしてあいつに恋してんのか??」 これが僕の恋の始まりだ。
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