第1章 プロローグ

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第1章 プロローグ

君は一度かスポットライトを浴びた事がありますか?? この世でスポットライトを浴びれるのは数少ないエリート親のコネ 全くくだらない世の中だ?? そんなこんなの社会で私は生きている。 私はカナ20歳仕事は売れないアーティスト 小さな頃から歌うのが好きで その頃たまたま聞いていてくれていた友達が 私の夢を後押ししてくれたからだ。 だが、その友達を思い出そうとするが名前も声も思い出せないただ 唯一覚えているのはいつも笑顔が絶えない姿だった。 ………………………………………………………………………………… 私の毎日の日課は朝8時から缶コーヒー片手に昼過ぎまで路上ライブをし 夕方にはスナックで時給800円で歌を披露している。いつの間にか気づけば私一人だけだった。 ふと私は高校時代を思い出す。 あの頃はまだ光をさしていて支えてくれる「山梨 豊」当時の彼氏でバンド仲間であり 「いつか二人でアーティスト目指そうな」と言う約束をし学校の一の行事学園祭では バンドを披露し大きな声援とスポットライトを数多く浴びていた。 学校が休みの日には、夢の広場「路上」に集まりバンドを披露していた。 そんな毎日を過ごし、高校の卒業式を迎えた私は一回目の絶望を感じる。 豊の親は、外交の仕事をしていて裕福な家庭に生まれた豊は 今までというものお金で何でも出来た彼はコネを通じて 高校卒業を迎えプロのアーティストになる事になっていた。 プロになる上で片谷カナと別れる事が条件だった。 そう、私は手の平で転がされていたのだった。 そこからこの腐った世の中に嫌気がさした。
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