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正門をくぐり、校門が見える場所に着いた。 「お前、監視カメラ持ってなかったか?」 桃「んー、そうだけど・・・ やっぱり実際に見た方がいいじゃん?」 「そういうもんか?」 やっぱり腐男子の考えることは分からん」 木の上に上り、校門を見る。 「・・・そういえば、転校生は前の学校で色々やらかしていたらしいぞ?」 桃「え、マジで!?うわぁ、ウザイ系か・・・荒れそうだな・・・」 「後、どっかの不良グループの姫だったらしい」 桃「まさか生徒会と敵対してたとか?」 「そのまさかだ」 桃「なんでそこは王道なんだよっ」 「知らん、叫ぶな ・・・あ、副会長が来たぞ」 桃「マジ!?」 同時に転校生らしきもじゃもじゃも校門前に来たみたいだがな。 桃矢から渡された望遠鏡で様子を見る。 と、転校生が門を飛び越えた。 どっかの不良チームにいたというのは本当みたいだな。 あ、副会長下敷きにした。 生きてるか? まぁ死んでても俺には関係ないが。 立ち上がった。チッ、生きてたか・・・ 桃「ちょっと、まこっちゃん、舌打ちしないで!?怖いんだけど!!」 「煩い、バレるだろーが」 副会長が起き上がり、転校生が何かを言ったと思ったら副会長がキスした。     
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