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昼までほとんど何も無かったから飛ばすぞ。
桃「まこっちゃん、食堂いこーぜ。食堂」
どうせまた王道だろ。行くけどな。
「いいよ。桃矢のおごりね」
桃「えぇ~って、まこっちゃん特待生だから食堂の料理全部無料だろ!?」
「ばれた?」
桃「じゃ、早くいこーぜ。面倒なのにからま「桃矢!!一緒に食堂いこうぜ!!!」チッ」
はぁ・・・仕方ない。フォローしてやるか。
「転校生くん、桃矢は俺と食事するんだ。邪魔しないでくれる?」
転「なんでだよ!!桃矢はおれと食べたがってるんだぞ!!勝手にそんなこと決めたらだめだろ!!」
勝手に決めてるのはお前だろクズ。
「ごめんね、桃矢は俺のだから。勝手に名前呼ばないでもらえる?」
そう言うと、転校生の周りにいた男子二人が俺を睨みつけた。
居たんだお前ら。全く気付かなかった。
そのうちの一匹狼がドスの効いた声で俺を威嚇する。
狼「おい、テメェ。奈緒のいう事が聞けないってのか?」
「うん。転校生くんに従う理由がないしね。
それに俺、この子嫌いだし。生理的に無理」
桃「まこっちゃん、落ち着いて。今キレられたら俺が困るって」
「・・・分かった。じゃ、一生俺たちに話しかけないでね」
転校生とその取り巻きらが何か言ってるが気にしないで食堂に向かう。
桃「珍しいな、まこっちゃんが怒るなんて」
「本当はもっと言ってやりたかったんだけどな。まだその時じゃないか」
桃「ちょ、口調戻ってるって」
「別にいいだろ。この廊下誰も居ないんだし」
桃「何処で誰が聞いてるかわからないだろ!?」
「面倒」
桃「はぁ・・・」
「それよりも、あのクズをどうやって締め上げるかだ」
桃「確かにあれはウザい。どうにかしないとチワワちゃんたちが黙っていないだろうな」
「俺のチワワに手だしたら殺す」
桃「当たり前だ」
親衛隊の子たちは、生徒会嫌いな俺たちを慕ってくれる可愛い子たちだ。
傷つけたら容赦しない。
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