4人が本棚に入れています
本棚に追加
チッ、副会長のお出ましか。また面倒くさいことになってきたな・・・
副「あなたですか、奈緒を泣かしたのは」
「えぇー、そんな酷い言い方しないでくださいよー、副会長さま」
副「・・・親衛隊ですか。何であなたが此処に?」
「何でって、昼ごはんを食べに来ただけですよー?」
副「じゃあ何故奈緒が泣いているんですか」
「俺はただ、コイツが悪いから謝ってって言っただけですよー?それだけで泣くなんて本当に高校生ー?」
俺と副会長が言い合っている間に転校生が泣き止んだ。
転「何でだよ!おれは悪い事なんにもしてないだろ!!悪いのは全部おまえだ!!」
「はぁ?何いってるの?先にぶつかってきたのはアンタでしょ?
それなのにあの人に謝らないとか失礼だよね」
副「奈緒が悪くないと言っているんだから悪くないんです。これだから親衛隊は・・・」
副会長の一言で周りに居たチワワが凍りついた。
だがまだその時じゃない。
俺はコイツ等に見えないように手でダメと合図する。
そうしているうちに他の生徒会のメンバーも来た。
会「おい、副会長が気に入ったって奴はコイツか?ハッ、ただのオタクだな。
こんな奴のどこがいいんだか」
転校生はイケメンレーダーでもあるのか直ぐに会長の方に向いた。
転「そんな事言っちゃダメなんだぞ!」
最初のコメントを投稿しよう!