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チッ、副会長のお出ましか。また面倒くさいことになってきたな・・・ 副「あなたですか、奈緒を泣かしたのは」 「えぇー、そんな酷い言い方しないでくださいよー、副会長さま」 副「・・・親衛隊ですか。何であなたが此処に?」 「何でって、昼ごはんを食べに来ただけですよー?」 副「じゃあ何故奈緒が泣いているんですか」 「俺はただ、コイツが悪いから謝ってって言っただけですよー?それだけで泣くなんて本当に高校生ー?」 俺と副会長が言い合っている間に転校生が泣き止んだ。 転「何でだよ!おれは悪い事なんにもしてないだろ!!悪いのは全部おまえだ!!」 「はぁ?何いってるの?先にぶつかってきたのはアンタでしょ? それなのにあの人に謝らないとか失礼だよね」 副「奈緒が悪くないと言っているんだから悪くないんです。これだから親衛隊は・・・」 副会長の一言で周りに居たチワワが凍りついた。 だがまだその時じゃない。 俺はコイツ等に見えないように手でダメと合図する。 そうしているうちに他の生徒会のメンバーも来た。 会「おい、副会長が気に入ったって奴はコイツか?ハッ、ただのオタクだな。 こんな奴のどこがいいんだか」 転校生はイケメンレーダーでもあるのか直ぐに会長の方に向いた。 転「そんな事言っちゃダメなんだぞ!」     
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