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なんか、すっごく不安な感じで鬼ごっこが始まった
「グー、チョキ、パーでわっかれましょ!」
「わっかれったよ♪」
「でぃずぅ~、俺、ディズと一緒がよかったよ~」
「仕方ないだろ、我慢しろよ」
ディズはタバコをふかしながらデュークの頭をなぜながら言った
一方、カマイトとキカイトはというと…
「スピカさん、よろしくお願いします」
「キアラ、この人なんか怖いよぉ~(汗)」
キカイトくんはアルとカマイトくんのやり取りに嫉妬の炎を燃やし、スピカは半べそかきながらキカイトくんと握手した
「あ…あのー」
「大丈夫だって、俺がついているからさ」
すぱーーーん
いい音が木霊した
「アル、いい加減にしなさいねー 。
カマイトくん、この女たらし踏みつけていいから」
暇さえあればナンパして捨てようとするアルの行為を阻止する為にポケットに入れてたハリセンが役にたった
そして、カマイトくんに振り向いてまんべんな笑顔で言った
カマイトくんは困惑しながら微笑んだ
「おはよー、キアラ 今日もかわいいね」
「おはよー、リオ起きた?」
「うん」
「鬼ごっこでデュークくんと一緒だよ」
「うん」
湊ちゃんはハリセンを気にしているようだった
「キ…キアラちゃんの所の子達、個性的だね(汗)」
「どんな鬼ごっこになるのか不安だけどね~」
「私達は私達で楽しみましょ♪」
「そうだね~」
こうして鬼ごっこの幕が開けた
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