天界&咎狗眼鏡白書

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「来たな、天界のアル」 「カツヤ、これは一体なんなんだ?」 「カツヤ様だ」 冷静に刀をアルに突き付けて言うのはアキラだった 「天界のキアラは、豪快武人で天下を取っている大悪党と聞いているが…」 「まじ、」 「私の姫まで連れ去ろうとは何たる侮辱だ」 「って、なんか、誤解しているだろ?」 「口を慎め」 再びアキラが刀を突き立てる 「アキラは血の気が多いなー」 「ケイスケは冷静すぎるんだ」 「やめないか、カツヤ様の前だぞ」 止めに入ったのは蔵馬だった 蔵馬は、自分にアルを任せてほしいと告げるとアルを蔵馬の部屋に連れて行った 蔵馬は、アルにここは、パワレルワールドだと告げた 蔵馬も天界コミュから自分のコミュに帰る途中でいきなり違う世界にいたと言うがアルは、それを信じられなかった だが、外の風景で納得せざるを得なかった 窓の外は森が広がっている そして今いるここは、城の中だった 城を囲む様に湖が広がっているが城の近くで水が下に流れていた そして、空には無数の切り離された大陸があった なんとも不思議な空間だった
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