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アルと蔵馬は、自分のコミュに帰る為に光をキアラの所から連れてくる事に専念した
「カツヤ様、アルクが私たちの仲間になりました」
「よくやったぞ蔵馬」
「ありがたきお言葉」
勝手にしろと言いたげなアキラ
仲間が増えたと喜ぶケイスケ
その時だった
「魔王様、姫君を返して欲しかったらカラカラ大陸へこい」
リオの声が城中に響きわたった
光姫を助けるためにカラカラ大陸へ行くと
男と間違えるほどのたくましいキアラがロープで縛られた姫を抱きよせて立っていた
アルは自分がしたかった事をキアラがやっていたのだった
「来ましたね」
スバルが口を開いた
「姫を返してもらおう」
カツヤが真剣な眼差しで言う
後ろからアキラとケイスケ
その後ろで蔵馬とアルがおろおろしていた
キアラ達にしたらアルが裏切ったと思っていた
「カツヤ、来ちゃダメーーーー」
「姫、私は、姫の為なら命を捧げる覚悟だ!!」
「いつまでも学芸会ごっこをやっていろ
姫は私の手の中にあるのだから」
「一発勝負でどうだ?」
カツヤは剣を抜き取るとキアラに向かって走り出した
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