天界&咎狗眼鏡白書

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キアラを守る様にリオとスピィが立ちふさがったがカツヤの前では歯が立たなかった キアラは光姫をスバルに預けカツヤと一騎打ちに出る 「こいよ」 「うちの子を倒しておいて、挑発かい?」 「知ってるか?弱いのがいけなんだぜ」 「ふっふふふ…」 「何がおかしい?」 「何でもないさ、いくぞー」 「望む所だー」 カツヤとキアラが同時に動いた 剣の速さが風のように流れる 肉眼では見えないほどの早さだった カキーーーン 剣の折れる音が聞こえた すると、カツヤの剣が折れて地面に崩れ落ちた 「カツヤーーーー」 「泣くな、まだ生きている 姫の愛する男だから身ね打ちにしといた」 光は、カツヤが死んだと思い泣くが キアラは、殺さず急所を突いた でも、愛の力には負けた 普通なら気絶するのだが、カツヤは気合で振り切り もう一つの剣を油断しているキアラに振りかざした 100m6秒で走れるアルがキアラを突き飛ばし 頭の上でガードした腕に剣がめり込んだ 「きさま、裏切るのか?」 「これでも、うちのリーダーだからな」 「アル退け」 アルをどかし光姫をカツヤに返した 「負けたのは、事実だからな」 とかっこよく光姫をカツヤに返した 「待って、キアラ…」 「なに?」 「また、昔みたいに仲良くやろう」 「仲良く…、今更、出来るかよ」 「出来るよ」 光はキアラをなだめるがカツヤは面白くなかった しかし、光には絶対の忠誠を誓っている身なので逆らえなかった 「姫も無事だし、仲良くしてやってもいいが…」 「仲良くか…、偉そうになったじゃないか」 キアラはアルを治療しながら言うとキアラは光に 無礼を謝り自分の大陸に戻った カツヤと光は咎狗大陸で仲良く暮したんだって アルは大陸に戻る途中で来た時みたいになった 気がつくと学校の廊下にいた また違う世界かと思い咎狗コミュに寄って蔵馬に聞きに行った 蔵馬はさっきまでの事を夢だという 仕方ないから一度 天界コミュに帰った すると、咎狗コミュの光が来ていた 「ひ…光姫?」 光は何の事かわからずに苦笑いしていた 私はアルに事情を聴いたがやっぱりわけがわからず 皆でアルを馬鹿にする形になった
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