愛して、先生 ~解けた欠片

11/49
前へ
/49ページ
次へ
ぐちゃぐちゃに・・・ 藤原と、ひとつに。 「はぁ、あ、あ・・・んあ、っ」 「あ、すご、締まって・・・る、っあ、あ・・・ぁ」 腰を掴まれて、突かれる。 狭い場所の、奥を。 すでに達したはずなのに、 俺の身体は、より多くの快感を求める。 「は、あ・・・んっ、んあ、あ、あぁ、あ・・・」 ――藤原が与える、快感を。 「・・・ごめんなさい、ちょっとストップ」 「は・・・ぁ」 「抜きますね、一旦」 ずるりと、藤原が中から出て行く。 当然、そこは喪失感に苛まれた。 「・・・なぜ」 「だって、堀江先生の声・・・大きいから」 再度、身体を反転させられ、 軽くキスをされる。 「そうか、こんな声聞かれたら懲戒処分も免れないな」 「・・・っていうより、他の人に聞かせたくない」 「・・・え?」 「堀江先生、足・・・上げてください」 太股に手を入れられ、足を上げさせられる。 再び入り口に、藤原の熱が触れた。 「・・っあ」 「いきますよ」 「は―――っんん!」 入ってきたと同時に、藤原が俺の口を塞ぐ。 嬌声が、藤原の唇に飲み込まれた。 「ん、んん・・・っ、は」 「あ・・・気持ちいい」 その言葉に、うっすら目を開く。 頬を赤く染めて、快感に身を委ねる藤原がいた。     
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加