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「・・・そういうところも、好きです・・・堀江先生」
「や、あ、っあ、くっ」
「全部、全部・・・俺の、俺だけの・・・あ、っ」
本当に限界なのかもしれない。
藤原が、動きを速める。
中を突かれ、手で擦られ、
何もわからなくなっていく。
――藤原に、堕ちていく。
「あっ、ああ、や、やめろっ、手・・・で、るっ」
「いい。堀江先生の好きなようにして、ください」
「藤原・・・っ、ふ、ふじ、わら・・・っ、う、ああ」
嫌だ。
終わりたくない。
離れたくない。
「ああ―――っっ!」
「んく・・・っ」
それなのに、
身体は意に反する。
互いの生暖かい体液が、
互いをぐちゃぐちゃに汚した。
「は――ぁ、・・・・ぁ」
「おっと」
足腰に力が入らず、崩れ落ちそうになったところを、
藤原に受け止められた。
藤原のガ抜けかかった場所から、卑猥なものが溢れ、伝う。
徐々に身体から、熱が引いていく。
その変わりに、
現状を把握できる冷静さが、少しずつ戻ってきた。
「あ・・・」
目の前には、俺が放ったもので汚れたシャツがあった。
「・・・申し訳、ありません」
「ん?」
「シャツ・・・汚してしまいました」
「ああ、大丈夫ですよ。代え、あるんで。それに・・・俺の方こそ、すみません」
「・・・何が?」
訊ねると、藤原は聞こえないふりをして、
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