メリークリスマス、ミスターローレンス!

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わたしが十代のころ、戦場のメリークリスマスのモデルになったミスターローレンスのドキュメンタリーをNHKで見た。 そこでミスターローレンスは「人が生きて行く上で大切なのは幸不幸の概念ではなく意味です。自分の行動に意味が見いだせるとき人は心の孤独は癒え生きる意味が見いだせるのです」と言っていた。 その通りだ。 人はどんなにお金を儲けたり、おいしい物を食べても真にあたためられる生きものではない。 例え総理大臣だろうが無職の老人だろうが自分の行動に意味を見いだせるとき人は満たされあたためられるのだろう。
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