発情

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「――――!!!」  あまりの衝撃に身体がのけぞった。チカチカと世界が点滅する。ガクガクと身体が震えた。  アデュラハミラは天を突くようにそそり立ったオスで一気に奥まで貫くと、そのまま最奥を突いて揺らした。グチャグチャと響く卑猥な水音とパンパンと激しくぶつかり合う肉の音、ギシギシと軋む寝台。  ルピスが感じたのは苦痛ではない。疼きにようやく手が届いた、言葉にできない快感に身体が震えた。どこかに飛んでいきそうだった。  ルピスの震えが止まらないように、アデュラハミラの腰も止まらなかった。ガンガンとむさぼるように突き動かす。 「……てん、めぇ……!」  快感で半分どこかに飛んでいたが、ルピスは戻ってきた。ただ耐えていた時よりも、今の方が自我がしっかりしている。 「ころ、す…!ぜってー殺す!」  意思は拒絶していても、身体が喜びを止めることはなかった。
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