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僕は割と運命を信じている。
自分の人生についてふと思い返す時、
運命のせいにすれば、全てにおいて逃げ道が作れるからだ。
失敗したこと、失恋したこと、
傷ついたこと、傷つけたこと、
全て運命のせいだ、そういう運命なんだ、
僕は悪くないんだ。
そう思うことで、今いるこの場所を、何より自分自身を、自分が存在している理由を正当化することが出来た。
僕が今こうしていること、そして、これから歩んでいく未来。全て運命的に決まっている。
そんなことを思うようになったのはつい最近のことだ。
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