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お祭りと雪
ウエスト地区
空斗達の家
それは小さな10室のオンボロアパートだ。
3人は共同スペースのリビングにいた。
同居人は空斗達を合わせて6人。
一人目はここの管理人。
名はマリアム・オカーン。通称マム。
マム「夕飯の準備出来たわよ。早く手を洗ってらっしゃい」
ベル「はーい!」
3人は洗面所へ向かった。
洗面所の手前はトイレだ。
そこから出て来たのは、ここの住人の一人。
猫屋敷 武虎(ねこやしき たけとら)だ。
武虎「わっ、びっくりした。今日は遅かったっすね。師匠、明日時間あれば組手付き合ってもらえますー?」
アレン「いいヨ」
3人は手を洗い、リビングへ戻った。
そして、リビングには既にマム、武虎が席に着いていた。
3人も席に着いた。
最後にリビングに来たのは、ライム・エバンス。
ライム「すみません。今日の報告書を書いてたもので…」
空斗「もう書いたのか…。流石、仕事が早いなライム」
ライム「いえいえ」
マム「さぁ、冷める前にいただきましょう」
「「「「「いただきます」」」」」
今日の夕飯はカレーだ。
ベル「やっぱり、マムのご飯は元気が出るね~」
そう、これがマムのコアの力だ。癒しのコア。パワー系に属する。
ライム「ところで、明日はアダムの生誕祭ですよ。白服の奴らが活発になります。」
空斗「覚醒者が出ない事を祈るばかりだな」
アレン「覚醒者なんてそう出るもんじゃないネ」
マム「明日はここで大人しくしてましょう」
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