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「そういう事ですね。
まさか気づかれるとは...。
その通りです。奏は恋人ですよ。」
いつにも増して奏を愛おしそうに見て、微笑みながら答えてくれた。
その話が終わったと同時に彰が、じゃあ、と声をかけてきた。
一応彰も流石に空気を読んでいて、ほのぼのとした少し緊張かのある空気で空間を作っている人たちの話を、黙って解決するまで黙って眺めていた。
「春、灯は俺の使用人というか、俺専属の側近みたいなものなんだが、奏でと灯が良ければ奏を春専用の側近になって欲しいと思う。
春は信頼している部下に頼みたいしな。
奏と灯はそれでも良いか?」
すまんなという微笑みをしながら二人にを交互に見ながら納得と承諾を得れるように話しかけた。
もちろん春は賛成かのように縦に頷いた。
「俺ですか!?
俺なんかでよければ、是非はるっち専属の側近やらせていただきたいです!」
めっちゃ満面の笑み...。笑顔で周りに花が咲きそうな勢いで了承をした。
もちろんオーラだけでは花が咲いていた。
「ありがとうございます。
じゃあ、奏!
よろしくお願いします!」
ニコニコと微笑みながら嬉しそうに言う。
「あ。そういえば春さんの家の中可愛い動物のぬいぐるみいっぱいあったから、ゲーセンで取って増やしておいたよ。何でしたっけ、ぽてうさろっぴーシリーズだったかなと思います。
それが部屋に多かったので種類集めてみましたので。
気にっていただければ幸いです。」
にこっと効果音がつきそうな笑顔を向けながら灯に言われた。
「本当ですか!ありがとうございます!アレ好きなんですよね!」
嬉しそうにしながら答えていた春だった。
「なるほど。
今度ゲーセンに行こうな。
お金も出すし一緒にいっぱい取ろう。」
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