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桜田組の屋敷まで来た日、春は彰に仕事を手伝うと言ったが、
まだ慣れていないのだから慣れてからにしてくれ
と言われてしまったので、
彰が仕事している間大人しく奏と一緒に桜田組についてや、桜田組の屋敷に残っている人に挨拶をしていた。
そしてそれが終わった今日、春は思ったことがあったらしい。
「この挨拶とか色々やって三日経って思ったけど...。
腐男子で仲良くなった人とか、めっちゃ俺の恋人にならない?って聞いてくる人もいたし、結構慣れないと落ち着かないかと思ったけど、みんなヤクザなくせに落ち着きがあり爽やかすぎだろ。
遠目から見たらイケメン集団か、ホスト集団だよ!!
オタクにとっては最高だね!
ってそうじゃないよ。
みんな受け入れいてくれたし良かった。
とりあえずこのイケメン集団になれないと...。」
「はるっちはるっち!
大丈夫だよ!はるっちは桜田組の中で一番格好良くて美人さんだよ!
女の子だった時はすごく可愛かったんだろうなって思うよ!」
奏はそう言いニカッと笑った。
「奏はその髪の色は地毛?」
「うん!そうだよ!
俺ハーフなんだよねぇ。」
「だから茶色っぽい金色なのか。
奏は可愛いよな。
ふわふわの髪と女の子みたいな顔に見えるけどよぉっく見るとイケメンでチャラい感じで、格好良いよ!」
という褒め大会が始まっていた...。
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