111人が本棚に入れています
本棚に追加
褒め大会をやって何分か経過し、春があたりを見回したとき、ちょっと遠くの廊下を歩く彰を見つけた。
「あ。
彰だ。
...。
まあ良いか。
奏、今から何するの?」
春は彰に声をかけようかと思ったが、忙しそうだと思い声をかけるにをやめ、奏に今からの予定を聞いた。
「何しようねぇ。
特にすることないんだよねー。
本屋行って漫画とか買いたいけどはるっち外に連れて行くのはまだ危ないよなぁ~...。
この前一緒に大型店行ったときに電車乗ったときでさえ痴漢されたり何だりしたしねぇ。
本屋行ってみる?
オタク風コーデとかコスプレとか逆に近づき難いくらいイケメンコーデにするとか?笑
彰に聞かないからには始まらないし聞きに行くますかぁ...。」
奏の提案を聞きながら、そうだね。なんて言いながら彰のもとへ行き今日は何していいか聞きに行くことにした。
廊下を歩いていると前に見たことのないイケメンが歩いていた。
ちなみに春はまたイケメンかよと脳内ツッコミを入れていた。
「彰どこにいるかな?」
「彰なら自分の部屋に行ったけど?どうかした?」
奏が声に出してポツッと呟いた独り言が聞こえたらしく前を歩いているイケメンが歩いていたこちらを向いて応えた。
最初のコメントを投稿しよう!