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「僕が絡むと彰のキャラが崩壊するのはいつもの事だからいいとして。
で?
その男なんて名前なんだ?」
笑顔で春は彰を追い詰めていきながら聞いた。
光と奏は笑顔が逆に怖いよとボソッと言い見ていると春はこちらを向いてニコッと笑い、二人はビクッとした。
「...。
分かった言うから!!
...。
佐藤悠馬だそうだ。」
春は名前を聞くと上を向いて眉の間にシワを寄せ考える仕草をした。
何分か経ち、あ!っと声をあげた。
「元カレだわ。
めっちゃイケメンで大学で美男美女カップルって言われてたの思い出した。
付き合ってたけど彼が、男を好きになった、とか言い出してなにそれちょう萌えるって思って。
彼に別れるならイケメンと付き合って私に萌えをちょうだ言ったら、彼が本当にイケメンと付き合いだしたから別れた。
で、彼の相手も同じ大学の生徒でよく二人をストーカーしてたり盗撮してたりしてた。
もちろん二人の許可をもらってだけどね。」
そして思い出しているのか、顔が緩みニヤニヤしているのを見て奏はめっちゃ食いついた。
「はるっち!
その盗撮写真見たい!」
「それは俺も見たい。
その男であっているか確認するためだが。」
「まだ持ってるから良いよ僕の部屋に行こう。」
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